異業種交流会のマナーまとめ – やってはいけないNG行動も?
異業種交流会やビジネス交流会の基本的なマナーをまとめました。「服装マナー・名刺交換マナー・会話マナー」の3つに分けて、意識すべきポイントや、やってはいけないNG行動を解説します。
異業種交流会で意識したいマナー
異業種交流会では、それほど厳しくマナーや作法が規定されているわけではありません。とはいえ、様々な年代・職業の方と交流するので、一般的なビジネスマナーは意識しておきましょう。
異業種交流会で意識したいマナー
- 服装は清潔感のあるビジネスカジュアルがおすすめ
- 服装に迷ったらビジネススーツでもOK
- 話しかけるときの一言目は「名刺交換よろしいですか?」が無難
- 会話を独占せず、聞き上手な姿勢を意識する
- しつこい勧誘や営業は控える
- 終了後は名刺交換した人にお礼メールを送るのがおすすめ
異業種交流会で好印象を与えるには、清潔感のある身だしなみと、気持ちのよいコミュニケーションマナーが大切です。ここからは、異業種交流会の基本的なマナーを「服装・名刺交換・会話」の3つの側面から解説します。
① 異業種交流会の服装マナー
- 異業種交流会の服装は基本的に自由
- 男性は、ジャケットを羽織ったビジネスカジュアルが定番
- 女性は、シンプルできれいめなオフィスカジュアルがおすすめ
- 服装に迷ったら、ビジネススーツで参加するのが無難
- シャツのシワやヒゲのお手入れなど、清潔感にも配慮して
異業種交流会の服装は基本的に自由なので、あまり深く考えなくても大丈夫です。迷ったら、とりあえずビジネススーツで参加すれば間違いありません。ただ、ほどよくカジュアルダウンしたほうが、柔らかい印象を与えられるのでおすすめです。
異業種交流会におすすめのコーディネート例
男性の服装例 | 女性の服装例 |
---|---|
服装に加えて、ビジネスシーンの身だしなみでは「清潔感」も重要です。シャツのシワやシミ、ヒゲの手入れなどにも気を配って、好印象を与えられるようにしましょう。
② 異業種交流会の名刺交換マナー
- まずは名刺交換をしてからビジネスの話題に入る
- 名刺交換の流れは通常のビジネスシーンと同様
- 会話中、相手の名刺は名刺入れと一緒に両手で持っておく
- 名刺は多めに準備しておく
異業種交流会では、名刺交換を済ませてから具体的なビジネスの話題に入ります。自己紹介もせず、一方的に話し始めるのは避けましょう。話しかけ方に迷ったら、まずは「名刺交換よろしいですか?」と声をかけるのがおすすめです。
異業種交流会は立席形式が多いので、一般的な商談のように「相手の名刺をテーブルに置いておく」ということができません。会話が終わるまでは、その方の名刺を名刺入れと一緒に両手で持っておきましょう。
異業種交流会ではたくさんの参加者と名刺交換をするので、名刺は多めに準備しておきましょう。名刺を切らしてしまうと、相手の印象に残りにくくなります。個人事業主やフリーランスの方も、この機会に名刺を作っておくのがおすすめです。
名刺を簡単に作る方法【個人事業主・フリーランス向け】
③ 異業種交流会の会話マナー
- 挨拶は笑顔で明るく!
- 会話を独占せず、聞き上手な姿勢を意識する
- しつこい勧誘や営業は控える
- 基本的に、プライベートな質問は避ける
- 会話の引き際も意識しよう(1人あたり5分〜10分くらいが目安)
相手が興味を持っていないのに、ぐいぐい営業トークをするのは避けましょう。ビジネス交流会では、参加者同士でウィンウィンの関係を築くのが目的です。もちろん、自社サービス等を紹介するのはOKですが、相手の反応をうかがいながら進める必要があります。
なお、一人の方とお話する時間は5分〜10分くらいが目安です。話が盛り上がっている場合は長くなってもよいですが、必要以上に相手を足止めしないようにしましょう。
まとめ – 異業種交流会のNG行動は?
異業種交流会に特有のマナーや作法は存在しません。一般的なビジネスマナーやコミュニケーションマナーを守って、お互いに気持ちよく交流できるようにしましょう。通常のビジネスシーンと同様に、下記のような行動は好ましくありません。
異業種交流会でやってはいけないNG行動
- 清潔感のない服装・身なりで参加する
- 開始早々に名刺を切らしてしまう
- 他の人の会話に無理やり割り込む
- しつこく営業や勧誘をして、会話を独占してしまう
- プライベートな質問ばかりする
- 同じ人を必要以上に引き止める
異業種交流会のマナーでは、とくに「相手の話を丁寧に聞く姿勢」が重要です。相手の事業内容や参加目的を理解したうえで、自分本位な印象にならない範囲で、自社の商品やサービスを紹介するのがよいでしょう。
相手に「きちんと話を聞いてくれる人だな」という印象を与えられれば、多少は不慣れな部分があっても問題ないでしょう。必要以上にかしこまらず、まずは気軽に参加してみるのがおすすめです。