異業種交流会にデメリットはある?ビジネス交流会のメリットを解説
異業種交流会に参加するメリット・デメリットをまとめました。信頼できるイベントを選べば、デメリットはほとんどありません。多少のお金や時間はかかりますが、有用な人脈を増やせるならコスパは悪くないでしょう。
異業種交流会に参加するメリット・デメリット
異業種交流会に参加すると、下記のようなメリット・デメリットがあります。
異業種交流会のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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異業種交流会に参加すると、人脈形成や情報交換はもちろんですが、コミュニケーション能力や営業スキルがアップするメリットも期待できます。一方、交流会選びを間違えると、成果を得られずに終わってしまうこともあります。
ここからは、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
メリット① ビジネスの人脈を広げられる
異業種交流会には、幅広い業種のビジマスパーソンが集まります。働き方も、会社員・経営者・個人事業主・フリーランスなど様々です。普段の仕事では出会えないような人たちと人脈形成ができます。
異業種交流会で期待できる人脈
- 自分の商品やサービスを利用してくれる新規顧客
- 潜在顧客や見込み客を紹介してくれる人
- 協業・業務提携できるビジネスパートナー
- 一緒に新規事業を立ち上げられる仲間
- スキルを吸収できる同業種の先輩
- 仕事の話や相談ができる友人
参加者同士のニーズが合致すれば、そのまま具体的な商談に発展する場合もあります。ビジネスオーナーや重要な役職者に、自社のサービスを直接売り込めるのが異業種交流会の魅力です。
また、一緒にビジネスを進めるパートナーや、仕事の相談ができる友達を見つけることもできます。自分と似た業界や働き方の人と繋がりたい場合には、テーマ型の異業種交流会もおすすめです。
メリット② 新しい情報や知識を得られる
異業種交流会は、ビジネスパーソン同士の情報交換の場としても活用できます。即効性のある人脈ができなかったとしても、新しい知見を得られるというメリットがあります。
異業種交流会で得られる情報(主な例)
- 自分のビジネスにも転用できる他業界のノウハウ
- 自分が詳しくない業界の市場動向
- 顧客層が抱えている潜在的なニーズ
- 一線で活躍する営業マンの話術や営業スキル
- 同じ業界で働く先輩の仕事術
「交流会でのビジネスマッチングは望めないだろうな…」という業種の方も、タイミングが合えば一度参加してみることをおすすめします。参加してみると、思わぬ発見を得られるかもしれません。
メリット③ コミュ力や営業スキルの向上に繋がる
異業種交流会に参加すると、いちどに10~20人程度の人と名刺交換をしてお話ができます。繰り返し参加することで、おのずと営業スキルが鍛えられるでしょう。
異業種交流会で鍛えられるスキル
- 初対面の人とのコミュニケーション能力
- 自社サービスや商品のプレゼンスキル
- 相手の潜在ニーズを引き出すヒアリングスキル
初対面の人との交流を繰り返すことで、好印象を持たれる社会人としてのマナーや、コミュニケーション能力を学ぶことができます。また、効果的な自己PRやプレゼンの方法を試す場としても最適です。
メリット④ モチベアップやリフレッシュに繋がる
異業種交流会には、ビジネスに対して向上心の高い人が集まります。そんな方々とお話をすることで、自分の仕事に対するモチベーションも上げられるでしょう。
また、リモートワークやデスクワークが多い人は、ビジネス交流会に参加することが精神的なリフレッシュにも繋がるでしょう。特に、一人で仕事をすることが多い個人事業主やフリーランスの人におすすめです。
デメリット① お金と時間がかかる
異業種交流会に参加するには、多少なりとも金銭的・時間的なコストがかかります。
異業種交流会の参加にかかるコスト
金銭コスト | 時間コスト |
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ビジネス交流会の参加料金は1,000円~3,000円あたりが相場です。参加料金は参加者の「本気度」を計るバロメーターでもあるので、あまりケチらないほうがよいでしょう。ちなみに、Doomoの異業種交流会は早割だと1,500円でご参加いただけます。
また、会場に行くまでの時間や、交流会の拘束時間もコストといえます。見切りをつけて途中退出することも可能ですが、お金と時間がかかる以上、参加が空振りに終わらないように多くの人と積極的に交流しましょう。
デメリット② しつこい営業を受けることがある
異業種交流会では、一部の参加者から一方的な営業を受けることがあります。提案内容に興味がない場合は、キッパリとお断りしましょう。曖昧な態度をとっていると、交流会の終了後も電話やメールでしつこく営業を受ける可能性があります。
しつこい営業行為への対処方法
- 提案内容に興味がないことをはっきりと伝える
- 交流会の運営側に報告する
- 交流会終了後にお礼メールなどを送らない
- お礼メールなどが届いても返信しない
また、自分自身も一方的な営業トークで相手に不快感を与えないよう注意する必要があります。参加者同士でマナーを守って、限られた時間を最大限に有効活用できるように配慮しましょう。
デメリット③ 怪しいイベントもある
残念なことに、ビジネス交流会を装った怪しいイベントがあるのも事実です。異業種交流会に参加するときは、イベントの主催者や開催趣旨を確認しておきましょう。
こんな異業種交流会に要注意!
- 男女の出会い目的の人が大半だった
- 急にネットワークビジネスのセミナーが始まった
- ビジネスと関係ない宗教の勧誘を受けた
- 主催者側に参加者名簿を不正利用された
異業種交流会のなかには、主催者側が「出会い目的」での参加を勧めているものもあります。ビジネス目的で参加する場合、そのようなイベントは避けるようにしましょう。
参加前に主催者の情報を確認しておくことも重要です。運営元の会社情報や参加者の声などを参考に、信頼できるイベントかどうかを判断しましょう。
初参加でも成果を得るために!気をつけるポイント
せっかく参加費を払って異業種交流会に参加するなら、良い繋がりを築きたいですよね。初参加の際に気をつけたいポイントを紹介します。
異業種交流会で気をつけるポイント
- 名刺は多めに用意する
- 自己PR・自己紹介は短く簡潔に
- SNSを交換するのもおすすめ
- 終了後は気になった人にお礼の連絡を
気になる人がいたら、交流会終了後に早めにお礼の連絡をするようにしましょう。お互いの印象が薄れないように、個人や会社のSNSで繋がっておくのもおすすめです。
まとめ – 異業種交流会のメリット・デメリット
異業種交流会に参加するメリット
- 人脈を広げられる
- 新しい情報や知識を得られる
- コミュニケーション能力や営業スキルの向上に繋がる
- モチベーションアップやリフレッシュに繋がる
異業種交流会に参加するデメリット
- お金と時間がかかる
- しつこい営業を受けることがある
- 怪しいイベントもある
異業種交流会の最大のメリットは、やはりビジネスに繋がる人脈を増やせることです。加えて、情報収集やスキルアップにも活用できます。あまり難しく考えず、まずは信頼できそうなイベントに気軽に参加してみるのがおすすめです。
避けられないデメリットは、金銭的・時間的なコストくらいです。といっても、近場のイベントなら移動を含めても「2,000~3,000円の費用 + 2~3時間の拘束」くらいで済むでしょう。少しでもビジネスに繋がる人脈ができれば、すぐに元が取れるはずです。