人脈作りにおすすめのイベント ‐ 目的別の選び方と注意点
人脈作りに使えるイベントには、ビジネス交流会、セミナー、展示会、朝活、地域コミュニティなどがあります。どれも一長一短あるので、ご自身の目的に合ったイベントを選びましょう。
人脈作りイベントの種類と特徴一覧

ビジネスの人脈作りに活用できるイベントは、主に以下の7種類です。 手っ取り早く人脈を広げたいなら、名刺交換を前提とした交流会系のイベントが向いています。
| 特徴 | 参加者の傾向 | |
|---|---|---|
| 異業種交流会 | 業種を問わず幅広い層が参加。名刺交換・自己紹介が中心 | 会社員・経営者・フリーランスなど |
| テーマ型交流会 | 業種・職種・属性・役職でテーマを絞った交流会 | 同業種・同職種・同じ立場の人 |
| セミナー・勉強会 | 学びが目的。終了後に交流タイムや懇親会がある場合も | 特定分野に関心のある人 |
| カンファレンス・展示会 | 業界団体や企業が主催。大型EXPOから小規模な専門展示会まで規模はさまざま | 業界関係者・情報収集目的の人 |
| 朝活・読書会・カフェ会 | 少人数でカジュアルに交流。参加ハードルが低い | 幅広い層・初心者にも向いている |
| 県人会・地域コミュニティ | 同じ出身地や地域の人が集まるイベント | 地方出身の社会人 |
| オンラインイベント | Zoom等を使ったオンライン形式。交流会・ウェビナーなど | 地方在住者・忙しい人 |
異業種交流会(名刺交換会)

異業種交流会は、幅広い業種や職種のビジネスパーソンが集まるイベントです。東京や大阪などの都市部で開かれることが多いですが、地方の主要都市でも広く開催されています
幅広い人と知り合いたい方や、どのイベントに行けばいいか迷っている方は、ひとまず異業種交流会から始めてみるといいでしょう。
テーマ型交流会(業種・属性・役職限定)

テーマ型交流会は、Doomo(ドーモ)が独自開催するイベントで、特定の属性や職業などのテーマで参加者を限定したビジネス交流会です。フリーランス限定、エンジニア限定、女性限定、経営者限定などがあります
参加者同士の共通点が多い分、初対面でも話題に困りません。業界特有の悩みやノウハウなど、その場だからこそ聞ける話が自然と出てきます。異業種交流会に比べて、会話が弾みやすいのが特徴です。
セミナー・勉強会

セミナーや勉強会は学びがメインですが、終了後に名刺交換タイムや懇親会が設けられていることも少なくありません。同じテーマに関心のある人と自然につながれます
学びのついでに人脈も広げたいという人には、ちょうどいい形式です。ただし人脈作りがメインではないので、交流時間は短めのこともあります。参加後にSNSでつながっておくと、関係を継続しやすくなります。
カンファレンス・展示会・ビジネスEXPO

展示会やカンファレンスは、出展者と直接話せるほか、懇親会などを通じて登壇者と接点を持てることもあるイベントです。 数千人が来場する大型EXPOから、特定の業界やテーマに絞った数十人規模の展示会まで、規模はさまざまです。
大規模なイベントでは、業界の最新動向を一気にキャッチしながら、幅広い関係者との人脈形成が狙えます。一方、小規模な展示会は出展者との距離が近く、じっくり話を聞きやすいのが強みです。
朝活・読書会・カフェ会

初めてのイベントで緊張するという方には、比較的カジュアルな朝活や読書会、カフェ会もおすすめです。ビジネス色がそれほど強くない会も多いですし、たいていは飲食代の実費のみで参加でき、服装もカジュアルでOKな場合がほとんどです。
ただし、この方法で仲良くなっても趣味レベルでの関係に留まるケースも多く、ビジネスでの人脈形成にはやや結びつきにくい面があります。また、主催者の個人運営であることも多いため、参加前に主催者の情報や過去の開催実績の確認は怠らないようにしましょう。
県人会・地域コミュニティの集まり

同じ出身地の人が集まる県人会は、初対面でも地元の話題から会話を始めやすいのが強みです。ただ、県人会とひと口にいっても、昔ながらの年会費制の集まりから、現役世代が参加しやすいビジネス県人会まで、様々なタイプがあります
Doomoのビジネス県人会は、昔ながらの年会費制の集まりとは違い、入会費や年会費がなく、必要なときに参加できます。東京で働く現役世代が、同郷という共通点をきっかけに情報交換や人脈作りをしやすいよう設計されており、閉じた内輪の集まりというより、オープンで参加しやすい雰囲気が特徴です。
オンラインイベント(交流会・ウェビナー)

オンラインイベントは、会場まで移動しなくても参加できるぶん、仕事が忙しい人や地方在住の人には嬉しい形式です。交流会型なら参加者同士で話せますし、ウェビナー型なら情報収集を中心に参加できるので、目的に合わせて選びやすいのも利点です
ただ、画面越しだと相手の印象が残りにくく、会話がその場限りで終わりやすい面もあります。気になる相手とは後日あらためて話す機会を作るか、別の機会に対面で会えると、関係を深めやすくなります。
目的別・人脈作りイベントの選び方
人脈作りにつながるイベントに参加する際は、自分の方針に合ったイベントを選ぶことが大切です。イベントによって雰囲気なども異なるので、以下の表にざっくりまとめました。選ぶ際の参考にしてみてください
| 異業種交流会 | 幅広い業種の人と知り合いたい |
|---|---|
| テーマ型交流会 | 同じ業種や職種などの共通点でつながりたい |
| セミナー・勉強会 | 学びながら人脈も広げたい |
| カンファレンス・展示会 | 業界の最新情報を得ながら関係者と顔をつなぎたい |
| 朝活・読書会・カフェ会 | 気軽な雰囲気でまず一歩を踏み出したい |
| 県人会・地域コミュニティ | 同郷の人と気負わず交流したい |
| オンラインイベント | 忙しくて会場に行く時間がない |
とくに東京や大阪のような都市部では、イベントの選択肢が豊富なぶん、どれを選べばいいか迷ってしまいがちです。そのようなときは、以下のような3つの観点を併せて意識するとわかりやすいです。
イベント選びで確認しておきたい3つのポイント
- 参加者の属性 – 自分と近い立場の人が集まるかどうか。経営者か、会社員か、フリーランスかで話の内容はかなり変わります。
- 開催形式 – 立席式か着席式か、セミナー型か、参加人数は何人規模か。初めてなら少人数のイベントが参加しやすいです。
- 運営元の信頼性 – 主催者や運営団体がはっきりしているか。実績のある団体のイベントのほうが、参加者の質も安定しやすくなります。
初めて参加する場合は、少人数の着席式イベントのように、場の雰囲気をつかみやすいものから選ぶと参加しやすくなります。スタッフが席を案内してくれる形式であれば、自分から話しかけるのが苦手でも、無理なく会話を始めやすいでしょう。
人脈作りイベントでつながりを広げる4つのポイント

人脈作りイベントでつながりを広げるには、当日の立ち回りだけでなく、参加前の準備と参加後のフォローまで含めて考えることが大切です。ここでは、出会いをその場限りで終わらせず、次につなげるために意識したい4つのポイントを紹介します
① 簡潔な自己紹介を準備しておく

イベントに参加する準備として、まずは自己紹介を何パターンか考えておきましょう。30秒程度の短めバージョンと、1分程度の長めバージョンを用意しておけば、ひとまず困ることはありません。名刺交換に慣れていない方は、名刺交換のマナーもおさらいしておきましょう
また、見た目の印象も重要ですので、当日の服装なども確認しておきましょう。ドレスコードが設けられていないイベントであれば、清潔感のあるオフィスカジュアルで参加するのが無難です。ついでに、エチケットグッズなども補充しておくと安心です。
② 名刺やSNSの交換準備をしておく

イベント参加前には、名刺を何枚持っていくか考えておくと安心です。ビジネス用のSNSアカウントがあれば、名刺にそのQRコードなどを載せておくと便利です。名刺の枚数は、立席の交流会では名刺交換が続くこともあるため、参加人数分くらいは持っていくと安心です
なお、カフェ会のようにカジュアルな場では、SNSやメッセージアプリで直接つながるほうが自然なこともあります。LinkedInやFacebook、Xのプロフィールをすぐ開けるようにしておき、当日もたもたしないように共有方法を確認しておきましょう。
③ イベントでは聞き役を意識する

イベントでは聞き役に回ることを意識したほうが、人脈づくりという点では有利に働くことが多いです。自分の話を聞いてくれる人が邪険に扱われることはそうありませんし、相手の興味関心がどこにあるのかを把握してから話したほうが、お互いに有意義な時間が過ごせます
ただし、相手まかせの受け身の姿勢では、単に消極的な人と思われる恐れがあります。聞き役といえど、積極的に質問するなどの工夫は必要です。また、イベントで話した人の名前と内容をメモしておき、翌日のお礼メールやSNSのメッセージも忘れずに送るようにしましょう。
④ 翌日までにお礼の連絡を入れる

名刺交換やSNS交換をしたあと、その場限りの関係で終わらないためには、翌日までにお礼メールなどのフォローアップを行うのが有効です。お礼メールなどを送る際は、当日話した内容に触れた一言を添えておくと、好印象を持ってもらいやすくなります
話した内容に触れると言っても、それほど凝った文章を送る必要はありません。「昨日お話しされていた〇〇、あとで少し調べてみました」くらいの文面でも十分です。
人脈作りイベントの注意点 – 怪しい勧誘を避けるには

運営元が曖昧だったり、参加費が極端に安かったりするイベントは避けたほうが無難です。 人脈作りの場を探すときは、申し込む前に主催者情報や参加費、案内文の雰囲気をチェックしておくだけでも、怪しい勧誘に巻き込まれにくくなります。
| 運営元を確認する | 主催者や運営団体の名前・所在地・実績がはっきりしているか。不透明なイベントは避ける |
|---|---|
| 参加費の相場感を把握する | 東京のビジネス交流会であれば参加費は1,000〜5,000円程度が目安。極端に安い、または無料のイベントは別の目的で集客している可能性がある |
| 当日の違和感に注意する | 絶対儲かる、特別な話がある──こうした誘い文句や、しつこく別の場所に誘われる場合は距離を取る |
| 個人情報の取り扱い | 名刺交換後にしつこい営業メールや電話が来る場合は、そのイベントへの再参加は見送る |
運営実績のある団体が主催するイベントであれば、参加者の事前確認も行われていることが多いです。こうしたトラブルに巻き込まれるリスクは低くなります。
ただ、イベント自体が健全であっても、当日出会った相手の言動に違和感を覚えることもゼロではありません。以下のような振る舞いが見られる場合は、少し距離を置いたほうが安心です。
- やたらと大げさに褒めてくる・共感してくる – 短時間で距離を詰めようとする人は、勧誘目的の可能性がある
- 「別の場所で詳しく話そう」と誘ってくる – イベント外への誘導は、マルチ商法や投資勧誘の典型的なパターン
- 具体的な仕事の話がなく、抽象的な成功話ばかり語る – ビジネスの実態が見えない相手とは深入りしないほうが無難
少しでも「おかしいな」と感じたら、早々に話を切り上げて別の参加者との会話に移りましょう。後日の連絡や再会の約束もしないほうが無難です。
人脈作りにおすすめのビジネス交流会
Doomoでは、人脈作りを目的としたビジネス交流会を東京・大阪で定期開催しています。平日夜や週末など、さまざまな日程でイベントを実施しています。9割以上が一人での参加なので、初めてでも浮くことはありません
| 概要 | 対象 | |
|---|---|---|
| Doomoビジネス交流会 | 業種不問の立席式イベント。幅広い層と名刺交換しながら自由に会話できるDoomoの看板交流会 | 業種不問・幅広い層 |
| フリーランス交流会 | 個人事業主・自営業者限定の着席式イベント。同じ立場同士で話が合いやすく、初心者にも人気 | フリーランス・個人事業主 |
| 経営者交流会 | 経営者・役員クラスが対象。経営者同士の情報交換やビジネスマッチングに強い | 経営者・役員 |
| エンジニア交流会 | IT系エンジニア・プログラマー対象の着席式イベント。自分から話しかけるのが苦手でも参加しやすい | エンジニア・プログラマー |
| 女性限定ビジネス交流会 | 参加者が女性のみなので、同性同士でリラックスして交流できる。一人参加でも安心感がある | 女性限定 |
| しごたの交流会 | 仕事を楽しむ方のための異業種交流イベント。前向きな人同士の人脈形成やビジネスマッチングに | 仕事に前向きな方 |
テーマ型交流会のよさは、最初から共通点のある相手と出会えることです。フリーランス、エンジニア、経営者など、立場の近い人が集まるため、悩みや関心も重なりやすくなります。そのぶん、会話がその場限りの挨拶で終わりにくく、情報交換や次のつながりにも発展しやすいのが強みです
表では一部のイベントを紹介しましたが、ほかにもさまざまなテーマの交流会があります。気になるテーマがあれば、近い立場の人が集まる会から参加してみると、話しやすさを実感しやすいでしょう。
まとめ
人脈作りのイベントで成果を出すには、自分の目的に合った場を選び、参加後のつながりまで意識することが大切です。 どのイベントに参加するか迷ったときは、まずは参加しやすそうなものから試してみましょう。コツをつかんでくると、迷うことも自然と減っていくはずです。
人脈作りイベントの種類と向いている人
| 異業種交流会 | 幅広い人脈を効率よく作りたい人 |
|---|---|
| テーマ型交流会 | 同業種・同属性・同じ立場の人とつながりたい人 |
| セミナー・勉強会 | 学びながら人脈も作りたい人 |
| カンファレンス・展示会 | 業界の関係者と広くつながりたい人 |
| 朝活・読書会・カフェ会 | 気軽な場でまず一歩を踏み出したい人 |
| 県人会・地域コミュニティ | リラックスした雰囲気で交流を始めたい人 |
| オンラインイベント | 地方在住の人 |
一般的には、少人数の着席式交流会やカジュアルな朝活あたりが始めやすいとされています。これらのイベントは、東京や大阪なら頻繁に開催されていますし、地方でも都市部などでは定期開催されていることもあります。
出会いにはめぐり合わせもありますから、一度の参加で大きな成果を求めるのではなく、根気強く地道にトライし続けることが重要です。回数をこなすことで、コミュニケーションスキルの向上も見込めます。まずは実際に行動することから始めてみましょう。