異業種交流会での自己紹介や挨拶のポイント【例文あり】
異業種交流会での自己紹介は「名前・職業・アピールポイント・参加目的」といった要点を簡潔に伝え、話題を広げやすくするのがコツです。ビジネス交流会で使える自己紹介や挨拶の具体例を紹介しながら、重要ポイントや注意点をわかりやすく解説します。
異業種交流会の自己紹介で何を話せばいい?
異業種交流会にビジネスパーソンとして参加した場合、自己紹介では以下の4点を押さえればOKです。その場で考えて話すのが苦手な人は、自己紹介文や挨拶文を事前に用意しておくとよいでしょう。ひとまず「短め・長め」の2パターンくらい用意すれば十分です。

自己紹介タイムがある交流会では、持ち時間のなかで順番にスピーチする形が多いです。その後のフリータイムなどでは、それぞれ関心のある人に話しかけていく流れになります。上記の4点を押さえた自己紹介をすることで、その後の展開がスムーズになるでしょう。
一方、挨拶タイムがなく、自由に歓談するタイプの交流イベントもあります。この場合は、会話のキャッチボールを意識した自己紹介が必要です。自分ばかりしゃべりすぎないよう注意しながら、会話のなかで上記の4点を伝えます。
趣味や雑談ネタを入れたほうがいい?

結論から言うと、無理にプライベートな話をしたりウケを狙ったりする必要は一切ありません。変にテクニックを使わなくても、マッチングが良ければ自然と話は盛り上がるものです。時間も限られていますから、重要なポイントだけ押さえればOKです。
もちろん、そういうのが得意な方で、会場がカジュアルな雰囲気なら一言入れるのも効果的です。人柄が伝わり、距離がぐっと縮まりやすくなります。また、ビジネスではなく友だちづくりが主な参加目的なら、趣味などはむしろ積極的にアピールしましょう。
異業種交流会で役立つ自己紹介例【ケース別の例文】

異業種交流会の自己紹介に役立つ例文を、ケース別に紹介します。自己紹介の性質上、ご自分に合う形にアレンジしていただく必要はありますが、一つの参考としてご活用ください。
30秒で話せる自己紹介の例文
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(例文)
フリーランスの山田太郎です。
Web集客の支援を始めて3年目になります。最近は東京の飲食店さんに関わらせていただくことが多く、
特にインスタから来店までの流れ作りが得意です。
今日は店舗経営の方と情報交換できたらうれしいです。
よろしくお願いします。
30秒以下の短い自己紹介では、話のフックになりやすいキーワードを織り交ぜて、会話のきっかけを作ることに集中しましょう。あれこれ情報を詰め込んでも、早口でまくしたてる感じになってしまい、かえって印象に残りにくくなる場合もあります。
1分で話せる自己紹介の例文
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(例文)
フリーランスとしてWeb集客支援をしている山田太郎と申します。
今は東京の飲食店様を中心に、
Instagramの運用と予約につながる導線づくりをお手伝いしています。
SNS投稿の企画から、プロフィールやリンク周りの整備、予約までの流れまで、
一通りまとめてお任せいただいています。もともと写真が趣味で、料理や店内の撮影もまとめてやらせていただいていて、
最近は動画も勉強しながら、簡単なリール用の素材づくりなどに取り組んでいます。
今日は店舗経営の方や集客に取り組んでいる方と、
現場でやってよかった工夫などを情報交換できたらうれしいです。
もしインスタ運用や予約導線で困っていることがあれば、気軽に声をかけてください。
よろしくお願いします。
1分間の自己紹介では、自分の強みを少し具体的に伝え、興味を持ってもらいやすいポイントを意識してまとめましょう。過去の詳しい経歴よりも、最近の仕事内容に焦点を絞る方が、話が長くなりすぎず効果的です。
会社員向けの自己紹介例文
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(例文)
〇〇株式会社で法人営業をしている山田太郎と申します。
中小企業様向けに、業務の課題を整理して、サービスの提案をする仕事をしています。
現場の状況をうかがって、提案のポイントを短くまとめるのが得意です。今日は営業の工夫や新規開拓の話を、
異業種の方と情報交換できたらと思い参加しました。
よろしくお願いします。
会社員の場合は、会社名や部署名だけだと相手に伝わりにくいことがあります。異業種の人にもわかる言葉で言い換えてあげると親切です。また、ネットワーキングイベントに参加した目的をひと言添えると、相手も話しかけやすくなります。
少人数の交流会で使いやすい自己紹介例
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(例文)
フリーランスでWeb集客支援をしている山田太郎です。
東京の飲食店様を中心に、
Instagramの運用と予約導線の改善をお手伝いしています。今日は皆さんが実際に試してよかった集客の工夫や、
うまくいった投稿の作り方などを聞けたらうれしいです。
よろしくお願いします。
少人数のミートアップイベントでは、自己紹介の直後に会話が始まることが多いので、自己紹介で話し切ろうとしなくて大丈夫です。最後に「今日は何を聞きたいか」「どんな話がしたいか」を添えておくと、相手も話題を出しやすくなります。
大人数の交流会で意識すべき自己紹介例
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(例文)
〇〇株式会社で広報をしている山田太郎です。
SNSの運用と、発信内容の整理を担当しています。
今日は広報やマーケに関わる方と情報交換できたらうれしいです。
よろしくお願いします。
人数が多いビジネス交流会では、一人あたりの時間が短くなりがちです。ダラダラと長く話すよりも、仕事内容と強み、参加目的だけに絞って短く言い切る方が好印象です。とくに参加目的を強調することで、声をかけてもらいやすくなる効果も期待できます。
名刺交換での一言挨拶や自己紹介の例
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(例文)
フリーランスでWeb集客支援をしている山田太郎です。
飲食店様のInstagram運用と予約導線の改善が得意です。
本日はよろしくお願いします。
名刺交換会や立席で自由に歓談するタイプのネットワーキングイベントでは、自己紹介を長くする必要はありません。相手が話しかけるきっかけを持てるように、肩書きと仕事内容、得意分野だけを短く伝えると十分です。詳しい話は、その後の会話で自然に広げられます。
自己紹介でよくあるNG例と失敗パターン
異業種交流会の自己紹介や初対面の挨拶では、うまく話すことよりも、大きな失敗をしないことが大切です。事前にNG例を知っておけば、無意識にやってしまうミスを避けられます。

NGパターン① 話が長すぎてくどい
自己紹介が長すぎると、なかなか最後まで覚えてもらえません。本人は丁寧に説明しているつもりでも、要点がぼやけてわかりにくい話になりがちです。自己紹介はあくまで話のきっかけにすぎないので、重要なポイントだけ押さえればOKです。
NGパターン② 営業っぽくなりすぎて警戒される
自己紹介の時点で売り込みの空気が出ると、相手は一気に身構えてしまい、敬遠される恐れがあります。こうしたネットワーキングイベントでは、まずは警戒せず近づける空気を作るほうが、結果的には話せる人数が増えやすいです。
NGパターン③ 何をしている人か分からない
「いろいろやってます」「幅広くサポートしています」のような抽象的な言い方をしては、なかなか会話がはずみにくいです。手広く行っている事業のなかでも、一つに焦点を当てるなどの工夫をしたほうが印象に残りやすいです。
NGパターン④ 暗記しすぎて不自然になる
ChatGPTやGeminiなどのAIで作成した原稿を丸暗記しただけでは、感情のない棒読みになり、話の内容の信憑性も薄れます。例文をそのまま覚えるのではなく、例文を考える過程で要点を再確認し、自分の言葉で話せるように準備しておくことが重要です。
好印象を与える自己紹介のコツ
自己紹介の内容も重要ですが、それ以上に「どう話すか」が重要です。にこやかにハッキリ喋ることで、話しかけやすそうな人・親しみやすい人という印象をもたれやすくなります。
好印象になりやすい話し方 ‐ 3つのポイント

緊張すると自分で思っている以上に早口になりやすく、聞き手は内容を追うだけで疲れてしまいます。とくに名前は聞き取りづらいことが多いので、意識してゆっくり話すようにしましょう。また、緊張で表情がこわばりがちな人は、笑顔で話す練習もしておくのがおすすめです。
自己紹介のポイント【まとめ】

異業種交流会の自己紹介では、伝える内容や順番を事前に考えておくことが大切です。決まった型や例文を用意しているだけで落ち着いて話せますし、相手も理解しやすくなります。そのうえで、表情やトーン、話すスピードを意識できればベストです。
話したいポイント4選 ‐ 異業種交流会の自己紹介
| 肩書と氏名 | 所属する会社名や役職、働き方など |
|---|---|
| 仕事内容 | 業界用語は避け、端的にわかりやすく伝える |
| 実績や強み | 得意分野などを簡潔にアピールする |
| 参加目的 | どんな人と話したいかなどをひと言で |
基本的には、上記の4つを押さえて話せばOKです。ひとまず、短めと長めで2パターンの例文を用意しておけば、どんな異業種交流会でも柔軟に対応できます。あくまで話のきっかけ作りであることを意識して、ダラダラ話しすぎないよう注意しましょう。
話し方のポイント3選 ‐ 異業種交流会の自己紹介
| ① 最初の一言は少しだけゆっくり話す |
|---|
| 緊張で早口になるのを防ぎ、安心感のある落ち着いた印象になる |
| ② 語尾まで丁寧に言い切る |
| 明るくハキハキした、誠実な印象につながる |
| ③ リラックスした自然な笑顔で話す |
| 親しみやすく話しやすい印象につながる |
プロのアナウンサーのような完璧な話し方をする必要はまったくないので、上記の3点だけ意識して話しましょう。最初はうまくできなくても、ビジネス交流会に何度か参加するなかで、いいなと思った自己紹介を真似していけば、自然とできるようになっていきます。
このようなミートアップイベントは、初対面の人との話し方や関わり方を磨く場としても最適です。「自己紹介って、いつも何を言えばいいかわからない」という人も、ぜひ一度ビジネス交流会に参加してみてください。