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交流会の名刺交換後に送るお礼メールの書き方・例文集

【コピペOK】名刺交換後に送るお礼メールの書き方・例文集
更新日: 2025/09/03   投稿日: 2025/09/02

ビジネス交流会などで名刺交換をした相手に送るお礼メールについて、マナーに沿った書き方や適切な送信タイミングを、例文付きでわかりやすく解説します。シーンごとの文例を用意しているので、ぜひご自身の状況に合ったものを参考にしてください。

交流会後のお礼メールは必要?いつまでに送るべき?

異業種交流会の終了後はお礼メールを送ろう

交流会後のお礼メールは、当日~翌日の日中に送るのが理想です。礼儀やマナーの上でも大切なことですし、時間が経つほど相手の記憶が薄れてしまい、せっかくの出会いが無駄になりかねません。

もしお礼メールを送るのが数日遅れてしまっても、気になる相手にはきちんと送ったほうが好印象です。遅れてしまったお詫びをひと言添えておけば、相手もあまり気にしないでしょう。思い出してもらいやすいよう、名刺交換の日時やトーク内容を文面に含めると効果的です。

ここからは、実践的な御礼メールの文例を紹介していきます。

【例文】交流会や名刺交換後に使えるお礼メールの文例集

よくあるシーン別に、お礼メールの文例を9つ紹介します。後述のメール本文は、そのままコピペしてテンプレートとしてご利用ください。ChatGPTなどの生成AIにプロンプトとして読み込ませて、アレンジして使っていただいても構いません。

【ニーズ別】名刺交換後のお礼メール文例リスト

  1. とりあえず失礼がないように送りたい
  2. 相手との関係を続けたい、アポイントを取りたい
  3. かっちりめ(フォーマル)
  4. フランクめ(カジュアル)
  5. 短時間で効率良く送りたい
  6. 取引・商談につなげたい
  7. 主催者へのお礼
  8. SNSやLINEでライトなテキストを送りたい
  9. 相手からお礼メールが届いたときの返信

① とりあえず失礼がないように送りたい

件名:先日の交流会での御礼
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

先日は交流会でお名刺交換いただき、誠にありがとうございました。
〇〇株式会社の〇〇です。

当日は〇〇についてのお話を伺い、大変参考になりました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

〇〇(←文末に自分の名字を入力する)

まずは当たり障りない内容でお礼メールを送り、相手の反応が良ければ関係を深めていくという方針であれば、上記のようなシンプルな内容でも十分です。なお「よろしくお願いいたします」の「いたします」は補助動詞なので、ひらがな表記が正しいとされています。

上記の「当日は〇〇についてのお話を伺い、大変参考になりました。」の部分は、お話した内容に応じて、下記のような表現に変更してもよいでしょう。

  • 貴社の事業について、わかりやすくご説明いただきありがとうございます。
  • 名刺交換をきっかけに、今後につながるご縁になればと存じます。
  • 業界のお話を伺う中で、新たな視点を得ることができました。
  • 活気のある場のなかで、〇〇様のお話が印象に残りました。
  • 短い時間ではございましたが、ご挨拶できて嬉しく存じます。
  • 今後もこうした機会を通じて、情報交換させていただければ幸いです。

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② 相手との関係を続けたい、アポイントを取りたい

件名:交流会での御礼と今後の情報交換について
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

先日の交流会では貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇株式会社の〇〇です。

特に〇〇に関するお話は大変勉強になり、当社の〇〇業務にも活かせる示唆をいただけました。

もしご都合がよろしければ、改めて〇〇についてお話を伺える機会を頂戴できれば幸いです。
ご無理のない範囲で結構ですので、差し支えなければご都合の良いタイミングをお知らせください。

〇〇

異業種交流会で具体的なビジネスにつながる話ができた相手には、お礼に加えて次回のアポイントを打診するのも有効です。熱意をしっかり伝えつつも、相手に負担をかけない柔らかい文面にまとめるのが望ましいでしょう。

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③ かっちりめ(フォーマル)

件名:〇月〇日交流会での御礼
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

このたびは交流会にてご挨拶の機会を賜り、誠にありがとうございました。
〇〇株式会社の〇〇と申します。

当日は〇〇の最新事例についてお話を伺い、大変勉強になりました。
特に△△に関するご意見は印象深く、当社の業務にも活かしてまいりたいと存じます。

今後もご助言をいただければ幸いです。引き続きよろしくお願い申し上げます。

〇〇

ビジネス交流会でお会いした役員や管理職、目上の相手に送る場合は、形式を重視したフォーマルな文面が適しています。失礼のないことを最優先としつつ、具体的な話題を一言添えることで、印象を残しやすくなります。

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④ フランクめ(カジュアル)

件名:〇〇の交流会でお話できて嬉しかったです!
本文:
〇〇様

先日は交流会で名刺交換いただき、ありがとうございました!
〇〇株式会社の〇〇です。

お話しくださった〇〇の事例、とても実践的で刺激になりました。
実際に自分の業務でも取り入れてみようと思っています。

近いうちに改めてお話できたら嬉しいです。
そのときはぜひ〇〇の進め方についても伺わせてください!

今後とも、よろしくお願いいたします。

〇〇

カジュアルな交流イベントで出会った同年代の相手には、堅苦しくないフランクなお礼メールも効果的です。次の会話につながる一文を添えると、単なる挨拶で終わらず、関係を深めやすくなります。

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⑤ 短時間で効率良く送りたい

件名:〇月〇日交流会の御礼
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

先日は交流会にて名刺交換の機会をいただき、ありがとうございました。
〇〇株式会社の〇〇です。

私は△△(自社サービス/担当分野)についてご紹介させていただいた□□と申します。
今後ともよろしくお願いいたします。

〇〇

お礼メールは、必ずしも名刺交換した全員に送るものではありません。とはいえ「いい出会いが多すぎて、一人ひとりに合わせた文面を考えるのが時間的に厳しい!」ということもあるでしょう。そのような場合は、ひとまず上記のようなお礼メールを送り、相手の温度感を確認してみるのも一つの手です。

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⑥ 取引・商談につなげたい

件名:交流会での御礼と打ち合わせのお願い
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

先日の交流会では〇〇について具体的にお話しする機会をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇株式会社の〇〇です。

当日伺った内容をもとに、ぜひ具体的に検討を進めさせていただければと考えております。
ご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけますと幸いです。

何卒、よろしくお願いいたします。

〇〇

ビジネス交流会でお仕事の話が盛り上がった相手には、次の打ち合わせを提案するメールが効果的です。お互いに温度感が高いうちに動くのが吉です。ただし強引な印象を避けるため、相手の都合に配慮した柔らかい文面を心がけましょう。

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⑦ 主催者へのお礼

件名:交流会開催の御礼
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

このたびは交流会を主催いただき、誠にありがとうございました。
〇〇株式会社の〇〇です。

特に名刺交換の時間が十分に設けられていたおかげで、多くの方と実りある会話をすることができました。
次回の開催にもぜひ参加させていただきたく存じます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

〇〇

主催者へのお礼メールは不要ですが、今後も交流会に出席するつもりなら送っておいても損はありません。イベントの進行や内容で良かった点を一言添えると主催者に喜ばれます。

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⑧ SNSやLINEでライトなテキストを送りたい

本文:
先日は交流会で名刺交換ありがとうございました!
□□(自分の職種/サービス)をしている〇〇です。
〇〇のお話、とても参考になりました。
また機会があればぜひゆっくりお話しさせてください!

ChatworkやLINEでつながった相手には、堅苦しい文面よりも短くカジュアルなお礼のほうが自然です。簡単な自己紹介を一言添えておくと、思い出してもらいやすいです。ただし、そもそもSNSの交換を推奨していない交流会も多いので、基本的にはメールで連絡したほうが無難です。

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⑨ 相手から先にお礼メールが届いたときの返信

本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

ご丁寧なメールをいただき、ありがとうございます。
こちらこそ、先日はお話しできて大変有意義な時間となりました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

〇〇

「お礼メールは不要かな」と考えていた相手からお礼メールが届くこともあります。その場合は、必ずしも長い文章で返す必要はなく、簡潔に感謝の気持ちを伝えるだけでも十分です。もちろん、継続的に関係を持ちたい場合は、もっと踏み込んだ文面にしても構いません。

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好印象を持ってもらうには?お礼メールで工夫できるポイント

好印象のメールを受け取る人

交流会で名刺交換をした相手にお礼メールを送る際に、工夫できるポイントをわかりやすく解説します。以下のポイントを押さえて文面を作成することで、思い出してもらいやすくなったり、好印象を持ってもらいやすくなります。

メールの件名のポイント

お礼メールの件名は「〇月〇日 ビジネス交流会での御礼」や「名刺交換のお礼」など、ひと目で内容が分かるようにしましょう。件名が不明確だと、迷惑メールに紛れて開いてもらえない可能性もあります。

メール本文に添えるべき一言 – 関係を深めるコツ

メールの本文には、感謝の言葉だけでなく、交流会での会話に触れる一言を加えると効果的です。「〇〇の取り組みについてのお話が印象的でした」などの具体的な感想を書くのが望ましいです。

  • 〇〇様の分野についてのお話は大変参考になりました。
  • 当日は〇〇様の〇〇に関するお話が私にとって非常に有益でした。
  • 〇〇様のご経歴を伺い、とても興味深く感じました。
  • 当日は限られた時間でしたが、〇〇様とお話しできて光栄でした。
  • 〇〇に関する学びを、今後の業務にも活かしていきたいと考えております。

名刺交換後にお礼メールは必要?最適なタイミングはいつ?

お礼メールを送るタイミングを検討している人

名刺交換後にお礼メールが必要な理由は、主に以下の3つに大別できます。これらを総合的に考えると、翌日の午前中までにはお礼メールを送るのが望ましいです。シンプルな内容で構わないので、パッと送っておきましょう.

推奨タイミング 備考
礼儀・マナー 翌日午前中まで 第一印象が記憶に残りやすい
覚えてもらう 翌日まで 時間が経つほどお互いに記憶が薄れていく
次の接点づくり 翌日~翌週 間を空けすぎず、定期的に連絡するとよい

お礼メールは、礼儀・マナーの観点からは送るのが好ましいです。とくに初対面での印象は、その後の評価にも影響しやすいとも言われています。今後お付き合いしたい相手なのに、お礼メールを送らずに「礼儀がなってない人」と認識されるのは、非常にもったいないです。

また、せっかく交流会で名刺交換をしたのに、相手の記憶に残らなければ本末転倒です。お互いの記憶が新鮮なうちに、お礼メールを送りましょう。数日経ってから連絡しても、そもそも誰だったか思い出してもらえない可能性もあります。

良好な関係を長く続ける方法の一つとして、適度な頻度を保ちつつ、コンタクト回数を増やすのが有効です(単純接触効果)。お礼メールを最初の取っ掛かりとして、定期的に連絡を取り合う関係性を作れるのがベストです。

まとめ

名刺交換をした相手にお礼メールを送るのは、継続的な信頼関係を築くうえで必要な、基本的なマナーの一つです。もちろん出会った全員にメールを送る必要はありませんが、もし送る場合は当日~翌日の日中に済ませるのが理想です。

お礼メールに記載する一般的な項目と、押さえておきたいポイント

件名 具体的な日時や用件を書く
例:〇月〇日交流会の御礼
宛名 会社名+部署+役職名+名前+様
例:〇〇株式会社 〇〇部 〇〇様
「株式会社」などの法人格が、社名の前にくるか後にくるかは会社によって異なるので注意
本文 お礼の文章(必須)
+ 感想などをひと言

署名 送信メールの最下部に自動で署名が表示される場合は、手入力では名字だけでOK
例:山田

送信メールに署名欄がない場合は、下記のように記載
例:○○株式会社
山田 太郎
メールアドレス

本記事では、最低限の挨拶からビジネスにつなげる文例、主催者やSNSでのやりとりまで、シーン別に使える9つの文例を紹介しました。必要に応じてアレンジすれば、相手に合わせた自然なやりとりが可能です。

無理にユニークな文面を作成する必要はなく、誠実さと配慮が伝わる文面にすることが重要です。シンプルで失礼のないお礼メールを送り、相手の反応を見ながら関係性を深めていきましょう。

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