異業種交流会ってどんな感じ?どんな人が来て何をするの?
異業種交流会とは、様々な業界のビジネスパーソンが、情報交換や人脈作りを目的に交流するイベントです。本記事では「異業種交流会ってどんな感じなの?」「どんな人が参加して何をするの?」などといった疑問にお答えします。
異業種交流会とは?どんな感じなの?
- 異業種交流会とは、ビジネスの情報交換や人脈作りを目的としたイベント
- ビジネスパートナー探しや情報収集に最適
- 主に20~60代の会社員・経営者・個人事業主などが参加している
- 一人で参加する人も多い(Doomoの異業種交流会では9割以上が1人参加)
異業種交流会とは、様々な業界で働く人達が集まって、情報交換や人脈作りを行うビジネス交流会です。規模や形式は様々ですが、おおよそ下記のような流れで行われます。
異業種交流会のおおまかな流れ
- 会場入口で受付を済ませる
- 会場に入って、参加者同士で名刺交換や自己紹介をする
- 時間が許す限り、様々な参加者とお話をする
- 終了時間になったら、スタッフの案内に従って解散
「初対面の人にいきなり話しかけるのは難しそう…」と思う方も多いでしょう。しかし、交流会に参加する方は人脈形成に前向きな方ばかりなので、向こうから話しかけてくれることも多いです。コミュ力にそれほど自信がなくても、意外とすんなり色々な人とお話できます。
異業種交流会にはどんな人がいる?
異業種交流会には、20代~40代を中心に、幅広い世代のビジネスパーソンが集まります。参加目的も下記のように様々です。
異業種交流会の参加目的(主な例)
- ビジネスの拡大に向けて人脈を広げたい
- 新しい取引先やビジネスパートナーを探している
- 事業を立ち上げたばかりなので、色々な人脈を作っておきたい
- 他業界の人とつながって情報収集がしたい
- 多くのビジネスパーソンと話して視野を広げたい
- 仕事のモチベーションに繋がる刺激を受けたい
- ビジネス意識の高い友達を増やしたい
実際に参加してみると、人脈形成やスキルアップを目的に参加している方が多いです。また、進んで交流会に参加している方々なので、人柄はオープンで話しやすい人が多い印象です。
異業種交流会の種類
異業種交流会の形式には、大きく分けて「立席式」と「着席式」があります。立席形式では1対1の会話になることが多く、着席形式は複数人での会話になることが多いです。
異業種交流会の主なパターン
立席式 | 着席式 |
---|---|
会場内を自由に移動して 手が空いている人同士で話す |
指定の席に着いて 同じテーブルの人同士で話す |
また、参加対象者に制限が設けられている異業種交流会もあります。このような交流会は、同じような立場の人同士で横のつながりをつくるのに向いています。
制限のある異業種交流会の例
- フリーランス交流会
- 経営者交流会
- 20代限定交流会
- 女性限定交流会
- 新規事業限定の交流会
制限のある異業種交流会では、参加者同士で共通の話題があることが多いので「初対面で上手に話せるかな…」と心配な交流会初心者にもおすすめです。
異業種交流会に参加するメリット
- ビジネス関連の人脈が広がる
- 新しい取引先やビジネスパートナーを見つけられる
- 他業界のビジネスパーソンと情報交換ができる
- ビジネスの視野を広げられる
- 新たなビジネスにつながるヒントを得られる
- 自身のモチベーションアップにつながる
異業種交流会に参加すると、普段の仕事では関わらないような方々と出会えます。お仕事に意欲的な方々が集まっているので、話をするだけでもビジネスの考え方や視野を広げられるでしょう。
参加者同士でニーズが合えば、その場でビジネスマッチングが成立することも少なくありません。たとえその場では成果を得られなくても、ひとまず人脈を増やしておけば、長期的な顧客獲得やビジネスチャンスにつながる可能性もあるでしょう。
異業種交流会にデメリットはある?
異業種交流会では、交流会を選びを間違えたり、目的を明確にしていなかったりすると、あまり成果を得られないこともあります。参加する際には、自分の目的意識を明確にしたうえで、運営元が信頼できるイベントを選びましょう。
初心者必見!参加時に気をつけること
異業種交流会に参加する際は、下記のようなポイントに気をつけましょう。
異業種交流会に参加する前の留意点
- 名刺は多めに用意しておく
- 受付の流れや注意事項をチェックしておく
- 簡潔な自己紹介や自己PRを考えておく
- 個人や会社のSNSを交換するのもアリ
- 終了後は素早く丁寧な連絡を
それぞれのポイントについて、以下で詳しく説明します。
名刺は多めに用意しておく
異業種交流会では、様々な方と名刺交換をします。また、受付で名刺の提出が必要になることもあります。せっかく交流しても名刺がないと印象に残りにくいので、名刺は多めに用意しておきましょう。
受付の流れや注意事項をチェックしておく
当日、スマートに受付を済ませられるように、会費や受付の流れを確認しておきましょう。イベントのホームページには、当日の注意事項なども記載されている場合が多いので、きちんと目を通しておくとよいです。
簡潔な自己紹介や自己PRを考えておく
異業種交流会では、自分の事業や仕事内容について説明する場面があります。会話のなかで簡潔に説明できるよう準備しておきましょう。名刺の裏面に事業概要を記載しておくのもおすすめです。
個人や会社のSNSを交換するのもアリ
お話した人に、自分や自社の「Twitter・Facebook・Instagram」などSNSのアカウントを紹介しておくのもアリです。名刺にアカウントIDを記載しておくのもよいでしょう。ただ、いきなり個人のSNSを交換するのには抵抗を感じる方も多いので注意しましょう。
終了後は素早く丁寧な連絡を
交流会に参加したあと、気になった人にはお礼のメールを送りましょう。名刺交換した全員にテンプレ感の強いメールを一斉送信するよりも、合いそうと思った人に丁寧なメールを送るのがおすすめです。また、メールでいきなり事業やサービスの売り込みをするのはおすすめできません。
気になるポイントまとめ【Q&A】
- 異業種交流会に参加するときの服装は?
- 異業種交流会は、基本的に「服装自由」です。服装に迷う場合は、清潔感のあるオフィスカジュアルを意識しましょう。カラーは、ネイビー・グレー・ベージュ・アイボリーなど、シックで重すぎない色味がおすすめです。
>> 異業種交流会の服装マナーについて詳しく - ガンガン営業しちゃっていいの?
- ビジネスに関する話をするのは当然ですが、しつこい勧誘や営業は控えておきましょう。特に、いきなり売り込みをするような行為はおすすめできません。会話の中で相手の反応をみて、ビジネスにつながりそうであれば営業トークもはさんでみるくらいがちょうどよいです。
- 異業種交流会って出会いパーティーとは違うの?
- 基本的に、異業種交流会はビジネスの人脈形成や情報交換を目的とした交流会です。ただ、なかには恋活や婚活を目的とした異業種交流パーティーもあるようです。イベント内容をしっかり確認して、自分の目的に合った交流会に参加しましょう。
- 一人で参加してる人はいる?
- 一人参加の方も非常に多いです。実際、Doomoの交流会では9割以上の方がお一人で参加されています。一人参加の方の中には「そもそもビジネス交流会が初めて」という方も多いです。
- 異業種交流会って怪しいイメージがある…
- 残念なことに、たまに「友人に異業種交流会といわれて参加したら、マルチの勧誘会だった」などという話も耳にします。怪しい会を避けるためには、運営団体までしっかり確認して、運営元が不透明なイベントには参加しないようにしましょう。