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経営者の人脈の作り方5選 ‐ 良い人脈を増やすコツ

経営者の人脈の作り方5選 ‐ 良い人脈を増やすコツ
更新日: 2026/07/24   投稿日: 2026/04/10

多忙な経営者が人脈を広げるには、手当たり次第に動くのではなく、目的に合ったアプローチを選ぶことが大切です。本記事では、交流会や紹介、業界団体、セミナー、SNSといった5つの手法を中心に、コミュニティの選び方や人脈づくりで陥りやすい注意点までを詳しく解説します。

経営者の人脈の作り方5選

経営者向け交流会同等の立場にある相手と効率よく出会える。短時間で複数の経営者と会話を交わしやすい。
取引先や顧客からの紹介紹介者を介して相手の人柄や事業をある程度確認できる。初対面でも会話が弾みやすく、関係構築がスムーズ。
業界団体や商工会議所継続的な接点を持てる。同じ顔ぶれが揃う環境のため、長期的な信頼関係を築きやすい。
セミナー・展示会情報収集と人脈形成を両立できる。関心領域が近い相手と出会いやすく、会話のきっかけを作りやすい。
SNS(LinkedInなど)対面での出会いの前後で接点を維持しやすい。地域や場所を問わずつながりを持てる。

経営者が人脈を増やす方法は、主に上記の5つです。どの方法がベストとは一概に言えませんが、人脈づくりへの直接的な効果が高い順に並べています。それぞれの特徴と使い分け方を順番に解説していきます。

1. 経営者交流会に参加する

経営者交流会で名刺交換し人脈を広げる様子

短時間で複数の経営者と効率よく出会いたい場合は、経営者交流会がおすすめです。 参加者の多くが人脈構築や情報交換を目的としているため、初対面でもスムーズに会話に入りやすいのが大きな強みです。

また、営業や採用、資金繰りなど、経営者ならではの共通課題を持つ人が集まるため、具体的な経験や事例を共有しやすいのも特徴です。幅広い業種の人と交流したい場合や、自社と相性の良い業界を探りたい場合に、非常に有効な手段となります。

2. 取引先や既存顧客から紹介を受ける

紹介をきっかけに経営者同士が初対面で話す様子

初対面のハードルを下げ、より確度の高い出会いを求めるなら、取引先や既存顧客からの紹介を検討してみましょう。 紹介者を介すことで事前に相手の人柄や事業内容をある程度把握できるため、共通の話題を見つけやすく、早い段階で本題に入りやすいのがメリットです。

普段から既存顧客に「こういった業種の方とつながりたい」と伝えておくだけでも、思わぬ良縁に恵まれることがあります。また、税理士や社労士、デザイナーといった日頃から付き合いのある外部パートナーに相談してみるのも効果的です。

3. 業界団体や商工会議所に参加する

業界団体で経営者同士が継続的に交流する様子

業界団体や商工会議所への参加も、手堅い人脈づくりのひとつです。 会費がかかる上、定期的な参加や役回りを任されるなど、少なからず「しがらみ」が生じる面もありますが、参加者同士の共通項が多く、会話の前提を共有しやすいのが強みです。

「同じ会員である」という共通の立場がクッションとなり、初めて会う相手とも自然に言葉を交わせます。多少の煩わしさはあっても、同じ組織に属しているという事実が、信頼関係を築く強力な後押しになってくれるはずです。

4. セミナーや展示会で関心の近い相手と会う

展示会で関心の近い経営者が情報交換する場面

情報収集と人脈づくりを同時に進めたい場合は、テーマが明確なセミナーや展示会がうってつけです。 採用やDX、補助金など、自社の課題に直結するテーマを選ぶことで、出会った相手と同じ話題で意気投合しやすく、有意義な情報交換へとつながります。

また、学びや情報収集を目的とした参加者が多いため、いきなり強引な売り込みを受けにくい点もメリットです。まずは知見を共有する仲間として関係を築き、必要に応じて相談や協業へ発展させる方が、結果的に長く付き合える関係になります。

5. SNSで接点を切らさない

SNSで経営者が発信し接点を保っている様子

X(旧Twitter)やLinkedInなどのSNSは、普段の発信から相手の人物像をあらかじめ把握しやすく、面識がなくても気軽にコンタクトを取れるのが特徴です。 イベントで名刺交換をした直後につながっておくことで、その後の関係維持にも役立ちます。

ただし、ネット上の発信だけで相手の実像を完璧に見極めるのは難しく、オンラインのやり取りだけで強固な信頼関係を築くにはどうしても限界があります。SNSに頼り切るのではなく、対面でのコミュニケーションとバランスよく併用するのが堅実です。

経営者が人脈を築くべき理由

人脈が多い経営者は、必要なときに相談や紹介を頼める相手がいるため、様々な経営判断や対応がスムーズにできます。 人脈があって良かったと思える典型的なシーンとしては、主に以下の5つが挙げられます。

人脈が役立つ場面期待できる効果
売上を伸ばしたいとき紹介や口コミを通じて、新たな商談の糸口が生まれる。
提携先を探すとき相性の良い企業と、協業や共同提案の協議を進めやすい。
採用や外注先を探すとき信頼に足る人材や専門家へスムーズにアプローチできる。
経営判断に迷うとき同じ境遇の経営者に対して、率直な意見を求められる。
情報を集めたいとき業界の動向や制度改正などの最新情報が早期に入手できる。

売上を伸ばす手段や提携の可能性が広がる

経営者同士の人脈から商談や提携の話が広がる場面

経営者同士のつながりがあれば、営業先をゼロから開拓する手間が省け、協業や提携のきっかけもつかみやすくなります。 自社の事業と相性の良い経営者と関係を築いておけば、優良な顧客を紹介してもらえたり、共同提案ができるパートナーに巡り会えたりするチャンスが広がります。

人脈は、新規開拓の労力を大きく減らしてくれるだけでなく、信頼できる提携先へと最短距離でアクセスできる強力な武器になります。すでに信頼関係のある相手を介することで、自社単独で動くよりもはるかにスピーディーに商談を進められるはずです。

採用や外部パートナー探しが進めやすくなる

経営者の人脈を通じて採用や外部パートナーを相談する様子

採用活動や外注先の選定においても、人脈があれば候補者探しやスキルを見極める負担を大幅に減らせます。 求人媒体やネット検索では出会えないような人材でも、知人からの紹介なら事前に人柄や実績を把握でき、安心して初回面談に臨めます。

デザイナーやエンジニア、税理士、社労士など、専門性の高い職種であるほど、信頼できる人からの紹介は何よりの安心材料になります。候補者を一から探す手間と時間をカットできるのは、人脈がもたらす非常に現実的なメリットと言えます。

経営判断を一人で抱え込まずに済む

経営者が人脈を活かして経営課題を相談している場面

売上や採用への直接的なメリットだけでなく、「悩みを打ち明けられる相談先」を持てること自体にも大きな価値があります。 資金繰りや価格設定、組織開発など、社内のメンバーには相談しづらい生々しいテーマでも、同じ立場にある経営者になら率直に話せる場面は多いはずです。

自社より少し先のフェーズを進む経営者と接点を持っておけば、今後直面するであろう壁について先回りして対策を練ることもできます。重要な決断を迫られたときに、経営者特有の孤独感から救ってくれるのも、人脈がもたらす計り知れない恩恵です。

経営者と出会える場所・コミュニティの選び方

経営者と出会える場所は、決してビジネス交流会だけではありません。 会費制の団体からオンラインコミュニティ、さらには会員制バーのようなカジュアルな場まで、選択肢は多岐にわたります。自分の目的や性格との相性、そして「無理なく継続できそうか」を基準に選ぶことで、ミスマッチを防ぐことができます。

場所・コミュニティ向いている人
経営者交流会・イベント短時間で複数の経営者と効率的に出会いたい人。
経営者の会・業界団体・商工会議所会費を払ってでも、継続的かつ密な接点を持ちたい人。
オンラインの経営者コミュニティ移動時間を削減したい人、または地方在住で機会が限られている人。
経営者が集まるバー・会員制サロン肩肘を張らないリラックスした雰囲気で、自然な出会いを求める人。

経営者交流会・イベント

最も参加のハードルが低いのは、経営者を対象とした交流会やイベントです。 単発での参加が可能であり、費用も1回あたり数千円程度からと手軽に試せるのが特徴です。

たとえば、Doomoが東京・大阪で開催している経営者交流会は、会社経営者や法人役員を中心に短時間で多くの参加者と交流できます。交流会に参加する意義について詳しく知りたい方は、「経営者交流会は意味ない?主催者のホンネを語ります!」も併せて参考にしてください。

経営者の会・業界団体・商工会議所

同じ顔ぶれと継続的に会うことを重視するなら、会費制の団体が適しています。 月会費や年会費を払って継続的に参加する会員が多いため、顔を合わせる機会が積み重なり、定例会や部会を通じて関係性を深めやすいのが利点です。入会前に、会員の業種構成や活動の頻度が自身の目的と合致しているかを確認しておくことで、会費が無駄になるリスクを抑えられます。

オンラインの経営者コミュニティ

移動時間の確保が難しい経営者にとっては、オンラインのコミュニティも有力な選択肢です。 チャットツールやオンラインイベントを通じて情報交換ができ、東京・大阪など都市部を中心とした地域型から、特定の業種に絞った特化型まで多様なコミュニティが存在します。ただし、オンラインのみで強固な信頼関係を築くには時間を要するため、対面の場と組み合わせて活用するのが堅実なアプローチです。

経営者が集まるバー・会員制サロン

フォーマルな場を好まない場合は、経営者が集まるバーや会員制サロンを活用するのも一案です。 紹介制や会員制の場は、初対面であっても自然に会話が生まれやすい反面、参加者の層は場所によって大きく異なります。何度か足を運んでみて、自身の目的や肌に合う場所であるかを見極めてから、より深く関わっていくことをお勧めします。

交流会やイベントで成果につなげるコツ

経営者が交流会前に会いたい相手を考えて準備する様子

多忙な経営者ほど、参加前・当日・直後の立ち回りによって、得られる成果に大きな差が出ます。 同じ交流会に参加しても、丸腰で向かえば時間だけが過ぎてしまいますが、事前に少し準備をしておくだけで、次につながる有意義な出会いをぐっと増やしやすくなります。

参加前に会いたい相手を絞る

交流会へ足を運ぶ前に、「今回はどんな人と会いたいのか」「何を持ち帰りたいのか」を明確に設定しておくと、会場での動きがブレにくくなります。

「異業種の経営者3人と話す」「採用や外注の相談ができる相手を探す」「自社とシナジーがありそうな業界を見極める」といった具体的な目標を立てておきましょう。目的が曖昧なままだと、手元の名刺の枚数だけが増えて終わってしまう……という結果になりかねません。

当日は自己紹介を短くして相手の話を聞く

経営者同士の会話では、自社の説明を長々と語るよりも、まず相手の話にじっくり耳を傾ける方が関係は深まりやすくなります。 最近力を入れている事業や、現在抱えている課題について質問することで、表面的な自己紹介で終わらず、質の高い会話へと発展させられます。

自分自身の自己紹介は、長くても30秒から1分程度に留めましょう。「どんな事業を展開し、誰にどんな価値を提供しているか」を簡潔に伝え、早めに相手へとバトンを渡すことで、その後の会話も自然と弾みやすくなります。

会話の直後に一言メモする

単なる名刺交換で終わらせないためには、その場で相手との会話の要点を記録しておくことが重要です。 名刺をしまう前でも、スマートフォンのメモ機能でも構いません。「採用に悩んでいた」「新規開拓を強化したいとのこと」「関西への進出を検討中」といった、短いキーワード程度のメモで十分です。

後から見返せる状態にしておくことで、翌日送るお礼のメッセージに具体性を持たせることができます。記録をもとに相手に合った連絡を続けることでやり取りが途切れにくくなり、単なる「知り合い」が、相談や協業につながる関係へと育っていきます。

出会いを人脈として育てる方法

経営者が出会いを人脈に変えるために連絡を取る様子

多忙な経営者こそ、一つひとつの出会いをその場限りで終わらせない「フォロー」の姿勢が求められます。 初対面の場でいきなりビジネスの話がまとまるケースは稀ですが、出会った後に丁寧なやり取りを少し重ねるだけで、後日の紹介や協業へと結びつく可能性は十分に高まります。

翌日までにひと言送る

イベントや会食で連絡先を交換した際は、遅くとも翌日までに短いメッセージを送っておくと、その後のコミュニケーションが円滑になります。会話の中で印象に残ったトピックを一言添えるだけでも、定型文のような素っ気なさを払拭できます。

例えば、「採用に関するお話が非常に印象に残りました」「営業体制の構築について、大変参考になりました」といった一文を添えるだけで十分です。もし次に議論したいテーマがあるなら、それも短く記載しておくと、次回の連絡を取る際の自然な口実となります。

まずは相手のプラスになることをする

関係性を長期的に育みたいと考えるなら、まずは相手にとってプラスになるアクションを起こすことが重要です。 具体的には、以下のような行動が考えられます。

  • 相手の関心領域にマッチしそうな記事や情報を共有する。
  • 相手の事業にシナジーをもたらしそうな人物を紹介する。
  • 相手にとって有益と思われるイベントの情報を知らせる。

営業活動自体が悪いわけではありませんが、出会ってすぐに売り込みを図ると警戒されやすくなります。自身が利益を得ることばかりを考えるのではなく、じっくりと信頼関係を築きながら、互いに貢献し合える関係を目指すほうが、結果として良好なパートナーシップを結びやすくなります。

次に会うきっかけを作る

一度会って関係を終わらせるのではなく、次へとつながるきっかけを残しておくことが、人脈形成においては不可欠です。 関係を維持・発展させたいのであれば、早めに次の接点を設けておくほうがスムーズに動けます。

  • 同じ交流会やイベントにもう一度参加してみる。
  • 別のイベントで再会する機会を作る。
  • 近況報告を兼ねて、短い連絡を入れる。

初回の対面では互いに探り合いで終わったとしても、二度目に会った際には打ち解けやすくなることはよくあります。毎回異なるイベントに顔を出すよりも、相性が良いと感じた場に再度足を運ぶほうが、結果的に効率よく関係を深められるケースも少なくありません。

経営者の人脈形成で注意したいこと

人脈づくりは、進め方を一歩間違えると、時間ばかり費やして何も成果が得られないという事態に陥りかねません。 ここでは、多くの経営者が陥りがちな「3つのつまずきポイント」について解説します。

肩書きや会社規模だけで相手を選ばない

大企業の経営者とつながりを持つことと、自社にとって有益な関係が築けることは、全く別の問題です。 会社の規模や知名度だけを基準に相手を選ぶと、実際の事業課題が合わずに会話が噛み合わず、関係が長続きしないケースが散見されます。むしろ、事業フェーズや抱えている課題感が近い相手のほうが、互いへの紹介や相談といった実りあるやり取りへと発展しやすくなります。

急いで関係を深めようとしない

出会って間もなく商談や提携を持ちかけると、かえって相手に警戒され、距離を置かれる原因となります。 経営者同士の関係は、何度かコミュニケーションを重ねる中で徐々に深まっていくものです。初対面の場では相手を知ることに注力し、2回目以降の接点で具体的なビジネスの話へと移行するくらいの間合いを取るほうが、売り込みによる警戒を招かずに関係が続き、結果として信頼につながりやすくなります。

見返りを前提にした付き合いをしない

「仕事を紹介してもらえそうだから付き合う」といった打算的な姿勢は、思いのほか相手に伝わってしまうものです。 見返りだけを目的とした関係は、期待した成果が得られないと続ける動機を失いやすいものです。まずは自分から有益な情報や人脈の紹介を提供し、「返ってくるかどうかは相手に委ねる」くらいのスタンスで臨むほうが、相手との信頼関係を築くきっかけをつかみやすくなります。

まとめ

人脈作りのため交流会に参加する経営者イメージ

経営者の人脈づくりにおいて最も大切なのは、単に知り合いの数を増やすことではなく、将来的に相談や紹介を頼み合えるような「信頼関係」を少しずつ築いていくことです。 交流会であれ個別の紹介であれ、成果を出している経営者は、会う相手をしっかり見極め、出会った後の細やかなコミュニケーションを怠りません。

経営者が人脈を作る方法まとめ

方法特徴
経営者向け交流会同等の立場にある相手と効率よく出会える。短時間で複数の経営者と会話を交わしやすい。
取引先や顧客からの紹介紹介者を介して相手の人柄や事業をある程度確認できる。初対面でも会話が弾みやすく、関係構築がスムーズ。
業界団体や商工会議所継続的な接点を持てる。同じ顔ぶれが揃う環境のため、長期的な信頼関係を築きやすい。
セミナー・展示会情報収集と人脈形成を両立できる。関心領域が近い相手と出会いやすく、会話のきっかけを作りやすい。
SNS(LinkedInなど)対面での出会いの前後で接点を維持しやすい。地域や場所を問わずつながりを持てる。

最初から目に見えるビジネスの成果を焦る必要はありません。まずは求める人物がいそうな場へ足を運び、会話を交わした中から「また会って話したい」と思える人との接点を大切に維持していくことから始めてみてください。そうした地道な積み重ねこそが、やがて自社のビジネスを強力に後押ししてくれる、かけがえのない人脈へと育っていくはずです。

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— Doomo@テーマ型ビジネス交流会 (@doomo_jp) June 27, 2025
\ ABEMA Prime「人脈づくり」の特集でご紹介いただきました /
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